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テレビでほとんど流れない面白いニュース【4/20〜4/27】

皆さん、お疲れ様です。自粛生活も2週間が経ちましたが、最近の報道を見ていて、そろそろストレスに悩まされている人が増えていると感じます。

昨日、半年ぶりにUber Eatsのドライバーをやりました。この2週間で外出したのは3回くらいの僕ですが、日曜日ということもあってか、外出している人の数が、普段とさほど変わらない印象を抱きました。しかも、意外とマスクをしてなかったり、付けているのに口を覆っていない人も見受けられて驚きです。

近頃のテレビで見受けられる「ソーシャルディスタンス」ですが、オランダの大学の研究によると、「2m」はあくまでも静止時に必要な距離。歩いている時は4~5m、サイクリングはなんと20m必要みたいです。これでは、街中に感染者がいた場合、ほとんど飛沫感染していますね。

政府からは、5月6日に緊急事態宣言を解除するのは難しい、という意見が強まる一方で、危機感がある人、ない人で二極化しそうです。例え自粛生活によって感染数が少なくなったとしても、ワクチンが開発されない限り、緊急事態宣言解除後はまた感染者数は増えるのではないかと思います。

医療が崩壊したら死に至る一方で、経済が崩壊しても死に至ります。「死」がすぐそこにあることを自覚し、各々が常に「情報」を取り入れて、適切な判断を下すべき時期だと強く感じます。

また、昨日の本田圭佑さんのツイートを拝見し、とても感心しました。

僕も同意見です。僕は別に有名人でもなく何者でもないですが、先日の記事にも書いた通り、一人ひとりが政治や経済について他人事と思わず、それを踏まえて行動する。また、そのような賛否両論ある各々の意見が、結果として他人の行動を変えるきっかけになるのではないでしょうか。これが「いま私ができること」だと思いながら、本日もnoteを書きたいと思います。

月曜日は1週間経って、僕が感じた「面白いニュース」がテーマです。昨今、暗いニュースが多いですが、テレビではあまり流れないだけで、面白いニュースはたくさんあります。というわけで、今日も参ります。

1. 大人数のオンライン飲みはこれ!

自粛生活によって、外で飲食を済ませる人は激減している。一方で、zoomやSkypeなどのリモートツールで友人と飲み会をする人が増えている。

そんな中、僕が1つ感じてたことは、大人数で飲むのは向いていないなということ。元々僕は、3〜4人で深く話せる飲み会の方が好きだ。一方で、大人数の場合は浅く色々な人と気軽に話せる、というメリットがあるので、こちらも嫌いではない。

だが、オンライン飲み会となると、何人集まろうが画面(飲み会でいうテーブル)が1つしかなく、話す人も常に1人という状況にある。限定的にこの人と話したい、と思ってもこの場では個人間で話すのは難しい。

そんな悩みを持っている人に必要なのが「Remo」だ。画面にはバーチャル会場が映し出され、1テーブルあたり6名まで座ることができ、そのテーブル内でビデオ通話ができるそうだ。

Remoには様々なプランがあり、最低月50ドルと少し高めなので、個人的に契約する人よりも企業に導入する方が多いだろう。会場の主催者は、全体のアナウンスやタイマー設定もできる。今後、飲み会だけでなく、企業のワークショップにも導入されるかもしれない。

2. Uberが食品以外も運ぶサービスを立ち上げ

自粛生活に伴い、スーパーや外食に行く人が減ってきている。一方で、食料品出前サービス「Uber Eats」の需要は上がっている。

そのUber Eatsを提供しているUberが、食料品以外の郵便物、市販薬、などの日用品を届けるサービス「Uber Direct」と、個人間で物資を配送するサービス「Uber Connect」を立ち上げた。

このサービスは、まずアメリカ、オーストラリア、メキシコで利用可能となり、東京ではまだ利用できない。

自粛生活でUber Eatsを利用しても、結局のところ日用品がなくなった場合、外出しなくてはならないので、一定の需要はありそうだ。

一方で少し思うのが、郵便局の小包や個人間の物資の配送を果たしてUberドライバーに任せて安全なのかというところだ。

Uber Eatsドライバーは店舗から食品を受け取った後、配達を拒否して自分で食べても良い。商品に破損がある可能性もある。(もちろん評価は下がり、依頼数も落ちる)

まさに性善説に基づいたビジネスモデルだが、個人的にはさすがにプライベートが関わる物は任せたくない印象だ。

3. Netflixだけではない動画配信サービス

自粛生活が続き、家で楽しめるサービスの需要が高くなっている。特にNetflixを初めとするサブスク型の動画配信サービスの登録数はかなり増している。

自粛生活を機に、普段観ないような作品にも触れておこうと思い、僕もほとんどの日に映画を1本観るようにしている。元々Amazon Primeを登録していたが、先日Netflixも登録した。制作費がかなり注ぎ込まれたNetflixのオリジナル作品は、世界のトレンドを知っておくためにも観るべき作品が多い。

サブスク型の動画配信サービスといえば、NetflixAmazon Prime、hulu、U-NEXTが挙げられるだろう。だが、その他にも、今後人気が上がりそうなサービスがある。

まずは「Disney+」だ。PIXARやMARVELを含む過去のディズニー作品が視聴でき、コロナの影響もあり、欧米では会員数が急増している。日本では2020年後半に開始されるとのことだ。

次に紹介するのが「HBO Max」だ。HBO作品といえば、Amazon Primeで大ヒットした「ゲーム・オブ・スローンズ」や「セサミストリート」、「ビッグバン・セオリー」などの人気番組もある。

懸念されるのは、この「HBO Max」がリリースされると、それらのオリジナル作品は、現在公開しているAmazon Primeなどのサービスから消されてしまうことだ。オリジナル作品を所有している企業が動画配信サービスを次々にリリースすることも示唆される。

最後に「Quibi」を紹介する。「Quibi」は数々の名作の監督を務めたスティーブン・スピルバーグ氏も手掛ける動画配信サービスだ。

しかも、この「Quibi」の興味深い点は、5〜10分ほどの短編動画のみ扱っているところだ。

YouTubeなどでも、長すぎるコンテンツはあまり好まれない。平均時間を5分に設定することで、隙間時間を狙うサービスとなっている。可処分時間の取り合いとなる今の時代に最も適しているサービスになり得るかもしれない。

4. Facebookから新たなリモートツール

Facebookから、新たなビデミーティングサービス「Messenger Rooms」がリリースされる。他サービスのように会員システムはなく、時間は無制限で、主催者以外はアカウントを持っていなくても利用可能だ。

また、Zoomのプライバシー問題もあったことから、途中から会議に入れないようにする、などセキュリティ面にも配慮している。

イメージとして、Zoomはパソコンを用いることが多い一方で、Facebookスマホで使うことが多いことから、ビジネスとプライベートの使い分けもできそうだ。

Facebook日本では、Facebookは"おじさんアカウント"というイメージが強いが、果たしてzoomの追い風となるのだろうか、これから注目すべきサービスだ。